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cinema

「アレキサンダー」 

アレキサンダー
監督・脚本 : オリバー・ストーン
出演 : コリン・ファレル 、 アンジェリーナ・ジョリー 、 ヴァル・キルマー 、 アンソニー・ホプキンス

紀元前360年、かつて勢力を誇ったギリシアは衰退し、代わって一帯を制していたのはペルシア帝国だった。
そこへ突然頭角を現したのが、マケドニアの王フィリッポスだ。無学だが屈強の羊飼いを集めて、強大な軍を作ったのだ。
紀元前365年、西片の王国の出身であるオリンピアスの間にアレキサンダーが生まれる。
格闘の技に秀で、学問でも家庭教師のアリストテレスも一目置く突出した才能をもつアレキサンダー。
紀元前336年。フィリポップスが何者かに暗殺された。
ペルシア帝国のダレイオス王が黒幕との噂もあった。アレキサンダーは20歳の若さで即位するが、ギリシアはこれを無視、激怒したアレキサンダーは、テーバイの人々を虐殺する。さらにアジア各地に進軍、すべての戦いに圧勝して西アジア全域を制覇、24歳でエジプトの王となる。
人々はその無敵の強さを恐れ、彼を「ゼウスの子」と崇めた。
紀元前331年、ペルシア帝国の都バビロンに程近いガウガメラ、遂にダレイオス王と戦うときがきた。
アレキサンダーの軍は4万、対するペルシア軍は25万。
世界最強のペルシア帝国壊滅の瞬間である。
彼は宮殿の奴隷達を解放し、ダレイオス王の一族にも家族として扱うと約束する。アジア人を蔑視するアレキサンダーの部下たちは、王の真意が理解できず、不満を抱く。
アレキサンダーの世界制服の真の目的は。制覇した国の人々を、学問を広めて、彼らの精神も解放したいというものだった。

壮大なスケールの映画だった。
ペルシア帝国との戦いの場面は驚いた!
いったいどれだけの人数がいたんだろう。
迫力があるシーンだった。

アキレスに憧れ、母の愛に恐怖を感じ、父にも冷たく扱われ、優しさとたくましさと、果てしない野望を持った若き王は孤独だった。
段々勢力を増していくうちに、彼自身が亡き父に似てきているのを感じた。
彼自身どうにもならなかったのだと思う。

インドでの戦いの場面は「もういい」と叫びたい衝動に駆られるほど、残酷で胸の痛くなる思いで、直視できなかった。

最後ワインを飲むとき彼は毒が入っているのを承知で飲んだのではないかと思えたのだけれど。

偉大であったけれど、淋しい人だったのではないかと思えた。
他の生き方はできなかったのだろうか・・・

優しさと冷酷な二面性を持つ、アレキサンダーをコリン・ファレルがとても、魅力的に演じていた。
 観た日:2005/02/09
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2008/04/27 Sun. 13:08 | trackback: -- | comment: -- | edit