05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

cinema

「アメリカン・ヒストリーX」1998年 

「アメリカン・ヒストリーX」
監督: トニー・キー
出演: エドワード・ノートン エドワード・ファーロング ビヴァリー・ダンジェロ

カリフォルニア州ヴェニス・ビーチ。
白人至上主義集団のカリスマ的リーダーで自宅を襲った2人の黒人の故殺罪で服役していたデレク(エドワード・ノートン)が出所した。
その日、彼を崇めて自らもスキンヘッドにした高校生ダニー(エドワード・ファーロング)は、黒人で人権運動に深く関わるスウィーニー校長(エイヴリー・ブルックス)から呼び出され、ヒトラーの『わが闘争』についてのレポートの代わりに兄弟をテーマに作文を書けと命じられる。
消防士をしていた父が黒人ドラッグディーラーに殺されたのがきっかけで、スウィーニーの教え子で優等生だったデレクは、母ドリス(ビヴァリー・ダンジェロ)らの反対も無視して白人至上主義集団の組織者キャメロン(ステイシー・キーチ)の配下となり、地元のスキンヘッズのヒーローとなった。
だが、3年の服役中、デレクはスキンヘッズの仲間に裏切られ、さらに黒人の仲間ラモント(ガイ・トリー)との交流を通じて、怒りと憎しみが何も生まないことを学んだ。
デレクはキャメロンと決別し、兄の豹変をなじるダニーに自分が間違っていたことをこんこんと聞かせる。
心動かされたダニーは夜明けに作文を書き上げた。
だが翌朝、デレクに送られて学校へ向かったダニーは、以前から対立していた黒人少年に撃たれて死ぬのだった。
                             -MovieWalker-

何とも切ない、そしてショックな映画だった。
もともとアメリカという国は人種問題が常にあり、ヒスパニック系や、黒人、アジア系など問題は多い。
特に黒人問題は昔からあって、今でも事件が多い。

デレクが母親の恋人ともめているときにまくしたてる、移民による人種問題、仕事関係にも及ぶ内容は日本でも起こっていることで、聞いていて他人事ではなかった。
だけど、だからと言って彼らの行動は決して正当化されるものではない、憎しみや怒りによって解決できるものでもない。

黒人を殺害して3年間刑務所暮らしをして、自分の間違いに気がついて、弟とともに脱会して新しい人生を歩きだそうとしていた矢先に悲惨な事件が起きてしまう。
結局は憎しみの連鎖ってやつで、断ち切るのは難しいのかな。

回想シーンでデレクの父親の話していたこともある意味差別的な話だったと思う。
デレクはあの親からの影響もあり、さらに父親が黒人によって殺されてしまったことからの悲劇へと道を間違えてしまった。

後悔先に立たず・・・デレクはずっと重いものを背負っていくんだろうな。
スポンサーサイト
2016/09/21 Wed. 15:58 | trackback: -- | comment: -- | edit