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cinema

「ユナイテッド93」  

ユナイテッド93
監督: ポール・グリーングラス
出演: コリー・ジョンソン, タラ・ヒューゴ, クリスチャン・クレメンソン

2001年9月11日、ニューアーク空港発サンフランシスコ行き「ユナイテッド93便」は朝の離陸ラッシュに巻き込まれ、予定時刻を30分ほど遅れて出発しようとしていた。飛行時間は5時間25分。機内には44名の乗客乗員が搭乗。その中にテロリストたちが含まれていることなど、周りにいる誰も想像すらしんていなかった。
最初に異常に気がついたのはボストン管制センターだった。通信が途絶えていたアメリカン11便から「操縦室を制圧した。静かにしろ。空港に戻る」という声が聞こえてきたのだ。乗客は92名。その情報はニューヨーク州ローム北東地域防空指令センターにも伝えられ、臨戦態勢がとられた。11便から傍受した通信を分析した結果。その声はハイジャックした機のことを「プレーンズ」と複数で呼んでいる。
そして、アメリカン11便の機影が、マンハッタン上空でレーダーから消えた。防空指令センターは8時46分に戦闘機の緊急発進を発令。そのとき、ワールド・トレード・センター北棟bに航空機が激突。それがアメリカン11便だった。各管制塔センター、軍、そして民間報道の間で情報が錯綜する中、今度はユナイテッド175便が通信不能となる。高速のまま降下を続け、やがてレーダーから消えた。標的はワールド・トレード・センター南棟だった。
ユナイテッド93便の機内では朝食が出され、それぞれが思い思いの穏やかなフライトを続けていた。
そのとき、突然テロリストたちが動き始め爆弾を持って操縦席を占拠。機内は混乱状態となった。乗客乗員にできることは、地上にハイジャックの事実を伝えること。そして地上からワールド・トレード・センターの悲劇を聞いた彼らは確信する。これは自爆テロであり、自分たちの機も、どこかのターゲットに向かっていることを・・。
丁度その頃、ハイジャックされた3機目、アメリカン77便が国防総省に墜落したという情報が各所に入っていた。
「我々で何とかしよう」絶望の中で乗客乗員たちは、わずかな武器を手に立ち上がることを決意した。何もしなければ結果はわかっている。今自分たちにできる最大限のこと、尊い勇気をもって飛行機を取り戻すために。そして、それぞれが地上にいる家族に電話で最後のメッセージを残した。
「愛しているよ」・・

息つく間もなかったです。
すさまじかった・・
映画というよりはまさにドキュメント。
その場に居合わせたような臨場感、緊張感

民間航空のパイロットが機長役、副操縦士役には10年の飛行経験を持つ人が、客室乗務員にはユナイテッド航空の乗務員経験を持つ女優が二人選ばれ、地上にいた人々の役にも本物の管制官や軍関係者が出演、そのうち何人かは実際の9月11日に勤務中だった人も含まれているそうだ。
そして、連邦航空局(FAA)のベン・スライニーは自らが自身の役で出演している。
彼はこの日FAAに着任したその日の出来事だった。

そして、乗務員の役を演じる役者達はそれぞれ自分の演ずる役の家族と交流を持ちながら撮影したとある。

パンフレットには乗客乗員全員の紹介リストが載っている。

見終わってしばらくは涙で動けなかった。
是非観てほしいです。

↓映画のラストに流れました

あの日、犠牲になった4機の内、ユナイテッド93便だけは目標に達することなく
午前10時3分ペンシルベニア州シャンクスヴィルに墜落。乗客乗員、全員が死亡した。
軍の上層部がユナイテッド93便のハイジャックを知ったのは、墜落して4分も経った後のことで、一番近い戦闘機は現場から160キロの遠方にいた。
午前10時18分、大統領はハイジャック機への攻撃を許可。
だが早計の攻撃に走ることを恐れた軍部は、飛び立ったパイロットにこの許可を伝えなかった。
午後12時6分には全民間航空機が強制着陸をさせられた。
軍は空前の規模の動員体制をとったが、米国の空域は封鎖され続けた・・・。

乗客乗員の勇気に頭が下がる思いです、そして心から安らかにと願うばかりです。

観た日:2006/08/16
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2008/04/29 Tue. 21:52 | trackback: -- | comment: -- | edit