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cinema

「太秦ライムライト」 

「太秦ライムライト」

監督: 落合賢
出演:福本清三 山本千尋 本田博太郎

かつて「日本のハリウッド」と呼ばれた京都・太秦。
太秦の日映撮影所に所属する香美山は、斬られ役一筋のベテラン大部屋俳優だが、時代劇の減少に伴い出番が減ってきていた。
そんなある日、長年続いたテレビ時代劇『江戸桜風雲録』まで打ち切られ、主演の尾上は香美山に「また斬らせてくれ」言い残して太秦を去る。
斬られ役としての出番を完全に失った香美山は、映画パークのチャンバラショーに出演することになった。

映像作品での出番がない日々を送るなか、香美山は新人女優のさつきと出会う。
どんな状況でも稽古を怠らないその姿に惹かれたさつきは香美山に殺陣の指導を請い、二人はいつしか師弟関係となる。やがてさつきは時代劇での殺陣をきっかけに、東京で活躍しスター女優となる。

時が経ち、『江戸桜風雲録』の劇場版の制作が決定。
さつきは尾上と共に主演に抜擢される。
久々の太秦での撮影を喜ぶさつきだったが、香美山は体調を崩して引退しており、いつの間にか大切なものを失っていたことに気づく。
さつきは香美山の故郷を訪れ、かたくなに復帰を拒否する彼に稽古を申し込み、映画への出演を懇願する。
一か月後、香美山は撮影所にいた。
尾上との約束を果たすために。
そして、最愛の弟子さつきに斬られるために……。
-wikpedia-

私が小さいころの娯楽と言えばラジオとか、映画とか。
体が弱かったのでほとんどお家でお絵描きしたり本を読んだり。
なので父に連れて行ってもらう映画がとても楽しみでした。

大河内伝次郎、片岡知恵蔵、中村歌右衛門・・・
大川橋蔵の「新吾十番勝負」とか美空ひばりの「べらんめえ芸者」とか大友柳太郎の「丹下左膳」
山城新吾や東千代乃介や伏見仙太郎や萬屋錦乃介とか・・
書ききれないほど東映の役者さんたちを見て育ちました。
中学生になるまでは東映のお姫様女優になりたいって思ってたくらいですから(笑)

テレビの時代になって「水戸黄門」をやったときも、私は月形龍之介以外の黄門さまは観ませんでした(笑)
今テレビの時代劇はほとんど観ません。
( ̄0 ̄;アッ
観てるのは「黒田官兵衛」があります(笑)

こんな風にほとんど東映の映画を見て育ったので、大部屋さんたちのお顔もよーく覚えています。
お名前を存じ上げない役者さんもいっぱいおります。
福本さんもその中のおひとりでした。
テレビの時代が来てあまり邦画も観なくなって、映画館で観るのはほとんど洋画ばかりになった今。
「ラスト侍」で福本さんを観た時の感動は今でも鮮明に覚えています。
そしてパンフレットにそのお写真が載っていて、嬉しかったですねぇ。
ほとんど映画の中ではセリフはなかったですけど、常にトム・クルーズについているお役でした。

つい最近では木村拓哉主演のテレビドラマ「宮本武蔵」でお姿拝見しました。

そしてその福本さんの初主演映画ということでとっても楽しみにしていました。
上映映画館を探しているときに京都ですでに上映されているという記事を見て、ナンデ関東でやらないんだ?と
たまたま見つけたblogに行って図々しくもコメントまでしてきました。

よくよく見ていたらなんとそのかたこの映画の脚本・プロデューサーの大野裕之氏でした。(∥・д・/)/ひゃぁぁ

数日してまた行ってみたらご丁寧に返信がありまして、関東での上映スケジュールを書いてくれていました。
12日初日で9時から舞台挨拶もあるとのことで、行きたかったんですけど都合つかず、今回病院の帰りに行ってきたわけです。
新宿バルト9
初めての映画館で、ちょっとウロウロしながら行きました。

やはり中高年が圧倒的に多かったですね。

大部屋さんの大変さがひしひしと伝わってきました。
昔は今とは比べ物にならないほど、上下関係も厳しかったですしね。
斬られ役の大部屋さんたちは名前すら覚えてもらってないでしょうし。
私もお顔は存じていても名前を知らない方の方が多いです。

だんだん時代劇が減って行って、斬られ役も必要がなくなりまた高齢になればなおさら使われることもなくなって。
自分自身も老いていくわけで、若い人に道を譲って引退をしていく・・・
時代劇に限らず誰にでも起こることで身につまされましたね。

引退して再び斬られ役をやるんですけど、ラスト松方弘樹演じる尾上清十郎との立ち回りのシーンは鳥肌が立って涙が出てきました。
まさに小さいころ観ていた東映のチャンバラ映画でした。
迫力があって、とても綺麗な身のこなしで、素晴らしい立ち回りで。
今こんな時代劇ないですものねぇ・・・

映画の中でも先のない刀を使って実際にはCGでやるから良いんだって、なんとも間の抜けた撮影風景で(笑)

私はCGだとかよくわからないんですけど、トリックみたいなのを使わないものが好きです。

だから「エクスペンダブルズ」みたいな映画が好きです。
肉体と肉体がガチでぶつかり合う。

本物?っていうのかなぁ・・・
日本の時代劇はこの本物でないと観る気にもならないですよね。
しっかり殺陣をならって修行して、所作とかも一流でないと。
そしてなにより台詞も現代語ではしまりません(笑)
間に合わせのようなものは観ていて面白くないです。

福本さんは一番わかってらっしゃるでしょうね。
本当にラストのシーンは素晴らしかったです。

西部劇が見られなくなってしまったように、日本の時代劇もなくならないようにしてほしいです。

そうそう、懐かしい栗塚旭が出てらしてお変わりなくお綺麗でした。

ヒロインの伊賀さつき役の山本千尋ちゃんの長刀さばきがとてもきれだと思いました。
それもそのはず、彼女3歳から太極拳を学び、世界ジュニア武術選手権大会で金メダル1、銀メダル2獲得した経験の持ち主。
長刀さばきがとてもきれだと思いました。

「太秦ライムライト公式サイト」
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2014/07/14 Mon. 23:34 | trackback: -- | comment: -- | edit