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cinema

「利休にたずねよ」 

「利休にたずねよ」
監督:田中光敏
出演:市川海老蔵 中谷美紀 市川団十郎

3千もの兵に取り囲まれた利休の屋敷。この日は雷鳴轟く朝であった。
太閤豊臣秀吉の命により、茶人利休は切腹を控えていた。

妻宗恩は「あなた様にはずっと想い人がいらっしゃったのでは?」とたずねる。

利休が肌身離さず懐に忍ばせていた香合・・・

そこから利休の若かりし頃へと時間がさかのぼっていく。

切腹21年前、13年前、12年前、そして10年前、9年前、6年前、そして切腹の年、さらに若き日の利休へと・・

そして、切腹の朝

利休のことは茶人としか知らないので、今回の映画だけの感想ですが、とても鋭い感性と美意識を持っていたお方だったんですね。

信長に言った言葉「美は私が決めること。私が選んだ品に伝説が生まれます」

秀吉の使いの者に言った言葉「私が額ずくのは美しいものだけでございます」

利休を演じる市川海老蔵と、その妻宗恩を演じる中谷美紀さんの所作がそれはそれは綺麗でした。

そして色遣いがとても美しかったですね。

特に北野天満宮で行われた大茶会のシーンは絵巻物のようでした。

静かに流れるような映画でした。

激しくはないけれど、心のひだに染み入ってくるような映画でした。

故市川団十郎と息子海老蔵の共演も見ごたえがありました。

茶の道はわかりませんが、利休というお方、とても魅力的なお人柄でした。

支える妻宗恩の凛とした強さとしなやかさは、やはり憧れる女性でした。


「利休にたずねよ」公式サイト
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2013/12/07 Sat. 21:19 | trackback: -- | comment: -- | edit